◆原因
・外気が0℃以下、0℃以上でも強風や積雪などの影響あり
・長時間給湯器を使用しない状態
※冬季は日照時間も短いため、気温の低い夜間から早朝にかけて発生しやすい
◆予防方法
1.ほとんどの給湯器にある「凍結予防ヒーター」、「自動ポンプ運転」が自動作動します
→浴槽内の水位を循環口(お湯が出てくる所)から5cm以上高くなるようにしておく
→浴槽内の循環口(お湯が出てくる所)より5cm以上水(お湯)を入れておく
2.配管に保温材や凍結防止剤を巻く(施す)
3.お湯を最高温度に設定し、蛇口から少量のお湯を出しておく(水幅4mm程)
4.給湯器の水抜きをする
※詳しくは、次ページの各メーカーサイトをご参照ください。
長期不在にする場合は特に、事前に凍結予防をしましょう!
凍結の見分け方
◆エラー表示がない場合 ⇨ 給湯器に接続されている配管の凍結の可能性
◆凍結の可能性があるエラー表示
・三菱「P05」
https://faq01.mitsubishielectric.co.jp/faq/show/2564?site_domain=default
・Panasonic「U22」「H26」「F15」
https://homes-club.jpn.panasonic.com/aftersupport/season01/season01_2.php
・CORONA「E:14」「E:28」「U:2」「U:3」
https://www.corona.co.jp/other/post_2.html
・NORITZ「290」「562」
https://www.noritz.co.jp/aftersupport/disaster/cold_wave.html
・東京ガス「水抜き」
https://home.tokyo-gas.co.jp/column/boiler/0021/
※その他ガス給湯器:「雪のマーク」 ⇨ 給湯器内部の凍結を防止するために自動で作動します
対処方法
《推奨》
気温が上がり、自然に解凍されるのを待つ実際に、正午頃には解消されるケースが多いです
☆POINT☆
機器故障ではないため、メーカーでも対応範囲外or対処できません
慌ててメーカーへ修理手配をした結果、点検・訪問費用のみが発生する可能性があります◆どうしてもすぐにお湯が使いたい場合◆
・運転スイッチを“切”にする
・蛇口をお湯側にして少し開けておく
・ガス栓を閉め、給水元栓を回して水が出るかを確認
・給湯器本体の給水元栓を回し閉める
・給水元栓は回るが、水が出ない
※給水元栓以外が凍結している可能性があるため、自然解凍を待ってください
◇給水元栓が凍り、回せない場合◇
・給水元栓のまわりにタオルを巻き、30℃~40℃のぬるま湯をゆっくりかけてみる
(電源コードやコンセントにかからないよう注意)
・元栓が回り、水が流れたら、開けておいた蛇口を閉める
・最後にタオルを外し、再凍結しないようぬるま湯をかけた箇所の水滴を拭き取る
※凍結箇所により、対象方法が異なります
注意点
×熱湯は禁止
×配管以外の本体や電気コード・プラグ・コンセントにお湯をかけない
×ガス栓と間違えない
×給水元栓のまわりについた水滴を放置しない
生活に支障をきたすトラブルにならないよう、事前に予防しておくことが必要です。
ご紹介した「配管まわりの保温材の取り付け」は、リンクホームにて対応しております!
ぜひお気軽にご相談ください。
最後に
基本は自然解凍です!
無理に解凍してしまうことで、配管の破損などの二次トラブルに繋がりますのでご注意ください